類は友を呼ぶ
3
「話しの仕方が悪ィ！難しい言葉並べての上から目線！あれ腹立つだろ？
だから、もっと分かりやすくガンダム語録を入れて、俺らのハートゲッチュを試みる努力をだな〜」
「「お前しか食いつかねーよ」」
「ダァーッ！馬鹿にすんな！この世界に何十億ものファンがいると思ってやがる！
あと、ほらっ！あれとかいいんじゃね？」
「「あれ？」」
「そう！本についてる帯とか、映画の予告とかさ！あんな感じで短くインパクトに〜」
「「何だそれ？」」
「だから〜〜、ついあーゆーのって見ちゃうだろ？短いのに引き付けられるつーの？
思わず手に取りたくなると言うか。
なっ！それと同じだって！
『あなたは騙されるか？それとも見破れるか？』
『ラスト２ページのどんでん返しに涙は止まらない』
なっ？ワクワクするだろ？
俺だったら一言ズバッと！『一生懸命！』」
「おっ！一生懸命か、良い言葉〜」
「『ダラダラしよう！』」
「へ？ダラダラ？」
「そして『楽しもう！』
なっ！ダラダラして、楽しめばいろんなモン見えてくるし、そっからでも遅くはねーんだよ！」
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