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類は友を呼ぶ
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「友ォーーーーー!」


大きな声を発しガラッと勢いよく教室の扉を開けて入って来た先輩に、周りにいた人達が色めき立つ


そんな事は気にも止めずに、いや気付きもせずズカズカと俺の元に来た先輩は、

「ダァーッ、見てくれよ!これっ!」


俺が今まさに読んでいる本の上にドカッと物を乗せた



「‥‥携帯ですか?」


「違っげェェェェェェ!
お前のメガネはペンで書いた、なんちゃってメガネか!
だから、ここっ!!」


よく見ると携帯についていただろうストラップが紐だけの状態でぶら下がっている

これを言いたいのか?


「ストラップですか?」


「そうなんだよ!俺がめちゃんこお気にのMS-09ドムが、いつの間に、いつの間にか取れて‥‥」


「無くなったんですね」

「カムバッーーーーク!!」


嘆き悲しむ先輩は、またしても俺が再度読み始めようとした本がある事知ってか知らぬか


拳を握りしめその本ごと机を力いっぱいたたき付け始めたのだった


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あきゅろす。
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