類は友を呼ぶ
6
ふるふると体を震わせた兄貴は急に
「やっぱサイはいつまで経ってもお兄ちゃん子だな!も〜〜可愛すぎ!
いいだろ?可愛いだろ?羨ましいだろ〜〜友!」
「うわっ、ちょっ、ぁああ兄貴ィィ!」
ギューッと俺に力いっぱい抱き着いてきた
すっぽりと腕の中に入ってきて
理性ヤベェー
「はい‥‥ですが俺は先輩の方が可愛いです」
「な?!テメェェェェェェ!
さらりと兄貴に何ほざきやがる!つーか兄貴に抱き着くんじゃねぇ!!」
俺に抱き着く兄貴の後ろから腰に手を回し擦り寄ってきた野郎を見てしまったから、いても立ってもいられない
「‥‥‥先輩、しませんか?」
「〜〜ッ、友!だからお前は直球すぎだっつーの!
おいっ!ちょっ、触るなこんちくしょー」
「なななな!!ゴラァァァァァァァ!
俺を無視して、兄貴に何しやがるテメェェェェェェ!ぜってぇーぶっ殺す!!
こんな奴、俺は認めねェェェ!」
あの双子より、達の悪い奴がここにいやがった!
兄貴は俺が守る!
「〜〜っく!と、友!
‥ぁ、ちょっ、待てって!」
「!!!死ねやゴラァァァァ」
兄貴の身体をまさぐる変態メガネに蹴り掛かったのは言うまでもない事
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