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類は友を呼ぶ
2
俺が乱入したというのに
兄貴にキスする野郎は、すぐ止める訳でもなく、十分に味わい俺に見せびらかす様に堪能しまくる


兄貴はと言うと
息が荒いながらも、ぐったりとその男に縋り付き


マジ、そそられる!


その様子に目が離せなくなった時

「どわっ!」

兄貴が床にヘタリ込んだ


「〜〜っ!友、お前は加減しやがれー!」

「負けられませんから」


仲良さそうに
俺の前で
俺の事無視しやがって
俺の兄貴と

いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ‥‥


「テメェェェェェェ!マジぶっ殺す!!」

完璧ブチ切れた!
基本手が出るのが早い俺だが、考えるまでなく自然と身体が動いていた
メガネ野郎に掴み、後は拳を顔面にメリこませる
という所で‥


「あっ!
サイお帰り!早かったんだなー
友、友!こいつ俺の弟の采!」


俺とメガネ野郎の間に入ってくる嬉しそうな兄貴

そんな顔見たら


ヤベッ、可愛すぎる!


目なんか何、潤ませてんだよ!
めちゃくちゃ顔赤くさせやがって誘ってるのかっ!
息荒くて色っぽいし!



ムカつく野郎を殴る事なんか忘れるほど


兄貴に見とれた俺は馬鹿だ


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あきゅろす。
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