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類は友を呼ぶ
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「俺が負けたら何でもしてやる!勉強だろーが、土下座だろーが、エロエロチューだろーが、死ぬほど甘いセリフ耳元で連呼してやる!」

「楽しみです」

「〜〜っ!お前なんかフルボッコだ!」


その無表情も今の内!
泣いて俺に命ごいでもするんだな!



コントローラーを握る手に力が入る
華麗な技をどんどん繰り出し、それが見事に決まり


俺のキャラが宙を舞う


あれ?
ちょっ!
あ゙っ、あ゙ァァァァァァ!

「ちょっ、待てェェェェェェ!」

「連続秘奥義発動」


「ひぎゃーーーー!!!」

マジかよ‥
コントローラー握って約30分足らずのビギナー野郎に!
この俺が、このゲーマーの俺がァァァァァァ


「先輩、約束しましたよね」

床に拳をたたき付け嘆いている俺の耳に友の声

「ぐっ、‥‥何の事かなぁ?」

「勉強も土下座もいらないので、キスして下さい」

「ん?えっと‥そんなの言ったっ〜」


「して下さい」

グイッと力強い腕が腰に回ったかと思えば、向かい合わせに立たせられる

顎を掴まれ上を向かせられるその流れる動作にビックリだ!


「お、おい!友!
腰に手を回すな!眼力強すぎ!
ちょっ、くそ〜〜!!‥覚悟しやがれ!
お前を骨抜きにしてやるかんな!」


「望むところです」

口の端を上げて優しく微笑む友を見た瞬間

「〜〜〜〜〜ッ」


こんちきしょーー!
ぜってー顔真っ赤にさせてやる!

意に反して、やる気漲る俺がいた


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あきゅろす。
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