類は友を呼ぶ
2
「俺はいいんだけどね〜〜〜
どっちかとゆーとさ、類ちゃんはお気に入りのオモチャとか左京に対する好きって感情と同じだからなぁ〜
『あいつ』と違ってね」
「あー『あいつ』か?友の事、認めるか?」
「さぁ?俺じゃないけど威勢いいしね〜〜」
カラカラ笑う右京の顔にはまた笑顔が戻る
やっぱこいつは笑って、なんぼ!だな
足元の影がさらに伸び段々と日が沈んでいく
「ね〜〜左京。今日、添い寝してー」
「お断りだ!
だって右京、激しい
俺、寝れなくなるんだよ!」
「やだ〜〜、左京エロ発言!」
「寝相だって」
ちぇーッと愚痴を零す右京
俺には分かっている
甘やかすと、こいつはさらに我が儘になるのも
まぁ、でも今日は特別か
ブーブー文句を言う右京に
「酒なら付き合ってやるけど?」
一言漏らせば
「うん!」
満面の笑みで応えるのも
まったりとこうしてクダラナイ事を言い合う時間が
俺は好きなんだ
でも右京
お前酒癖も悪かったっけ?
[*前へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!