類は友を呼ぶ
4
「‥‥では、先輩。どんなのであれば書く気が起きますか?」
隣で馬鹿笑いの双子くんを無視して俺に話しを振ってくる
「どんなのって〜〜
あっ、ほら!あれ、絵日記とかさぁ!
小学生の時書いただろ?半分絵が書けるようになってるやつ」
「‥分かりました
明日からそれに書いてきます」
「いや、無理しなくていいぞ
俺、絵下手だし毎日交換続けるなんて出来なさそうだし」
ちっとも乗り気になれん
辞めさせたいのに〜〜!
「継続は気なりです
俺は先輩の事もっと知りたいんです
駄目ですか?」
〜〜ぐッ、だからその言い方はズリィ
「いや‥ダメって訳じゃ‥分ぁーかった!
そこまでゆーなら仕方ねぇな!いっちょ、やってやる!」
「ありがとうございます」
フワッと笑う友の顔にまたドキッとさせられる
うわぁ、やっぱ綺麗ェ
つーか可愛いし‥
そんな友と和んでいる俺の肩に手が置かれ
「「書いたら見せて!」」
まだ腹を抱えて笑い合う早川ブラザーズ
「お前らどっか行けェェェェェェ!!」
まだ当分笑われそうだ
[*前へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!