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類は友を呼ぶ
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そらす事のない目を見た瞬間
頭に浮かんだのは


‥右京さんも先輩が好きなんだ


その事実のみ
先輩を想っての行動だと理解する


それでも、俺は‥

「構いません。先輩を離す気はさらさら無ですから」

「そっ!じゃ〜〜安心!」

離された服と一緒に、またすぐさま、いつものあの笑顔


「ね〜、友ちゃん?
メガネ取んないのー?」

「はい、先輩に外すなと」

「へ〜〜、そっかぁー
せっかくカッコイイのにー
類ちゃん、ヤキモチ妬いちゃうからかな?」

「あ〜‥それも、いいですね」


また右京さんの楽しそうな笑いが耳に届く


「ウッちゃ〜ん、友ォ!何話してんだよー!
腹減ったー、学食行こ〜」

そんな俺達に離れた場所から大声で叫ぶ先輩

「うっさ〜〜い!!」

同じ様に声を大にして返す右京さんは歩き出そうとした所で

俺に振り向き

「あらためて、よろしく!
友ちゃん」


暖かい笑みと差し出された手が


嬉しいと感じた


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