類は友を呼ぶ
3
その様子をじっと見ていれば
「ね〜ね〜、友ちゃん?」
横から笑顔の右京さんが声を掛けてくる
カラカラと笑いながら
あのね〜っと口を開いた右京さんは
「類ちゃんってさ〜〜
な〜〜んでも思った事、口に出しちゃうし、すぐ行動に移す男らしいとこもあるけど
まぁ、全体的にしょーーもない
お馬鹿さんなんだけどさ〜〜
でも‥‥」
その瞬間、グイッと首もとの服を掴まれ
右京さんの顔が
鼻と鼻がつくほどの目の前に
「遊びで手出したんだったら
俺がぶっ殺す!
腕モいで、足バラして
五体満足でいられなくしてやるからな!」
怒りを含んだ重低音の声色
鋭い目つき
笑みを一切無くした
右京さんだった
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