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類は友を呼ぶ
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図書室に向け、足を運んでいる最中

叫び声を上げ走り去る二人の人物に続き


「先輩」

「おっ、友!」


念願叶い付き合う事になった先輩が後から走ってくる

呼び掛けた事で急いで止まってくれた先輩は、俺の元へ駆け寄り、おはよう!と、元気一杯の挨拶と眩しい笑顔


「こんにちはですね
身体は大丈夫ですか?」

「〜〜ッなななな!
そ、そんなヤワじゃねーよ」


先輩と結ばれた昨日から一日経った今日
昨日の事を思い出したのか少しだけ赤く、そして照れながらもくったくのない笑みを返してくれる先輩を見て



心臓が高鳴る



自分でも感情があまり現れないと分かってはいる

そんな俺が先輩と一緒にいるだけで
嬉しいと思い、笑みを作る事が出来る


「先輩‥‥」


思わず触れたくなり手を伸ばすと


視線?


強くそしてジリジリと熱い視線


「あっ、ウッちゃん!サッちゃん!」

先輩がそう呼ぶ方を見てみれば


双方の目が俺を観察していた


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