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類は友を呼ぶ
2
少し怯んだ俺だったが、ここで退いては男が廃る

「な〜な〜重要なんだって!」

拝むように二人に懇願すれば


「どーする左京?」

「うぜーけど、このままガタガタ煩いのもヤダし。
はぁ、何だよ一体?」


渋々と言った感じではあるけど、結局は聞いてくれるんだよな
咳を一つ、ついてちょっと照れ臭いながら



「あんね〜〜〜
俺、ホモになっちゃった」



最後にエヘッと照れ笑いも付け足し、可愛く言ってみた





「あっ、左京!それ俺のお菓子!」

「あっ悪ィ。腹減ってよ〜〜」

「あ゙〜〜!全部食べたァァァ」

「分かったって!またおんなじの買ってやるから」




え?無視?何、イジメ?

目の前で兄弟喧嘩勃発
おぉ、そっか!聞こえてなかったとか?!


「なー聞いてちょ〜〜
だから、俺ェーー」


再チャレンジのごとく少し大きめの声で、じゃれ合う二人に詰め寄ろうと
すれば


 「「うっせェェェェェェェ」」

「胃にクる重い話し聞けるかーー」

「誰が好き好んで、メガトン級ヤバい話し聞きたがると思ってんのーー」

「あだ、痛っ、痛いつーの!
ちょっ、ウッちゃん、サッちゃん!
お二人さんの愛がマジ痛い!」


    「「聞こえねーな」」


頭をガスガス殴られ、背中にゴスゴスと蹴りを入れられ

ボコられまくった


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