類は友を呼ぶ
3
「俺達の手におえんぞ!」
「どうしよう、左京!俺そんな奴見たら速攻殴っちゃうかも」
「あぁ、殴ってやれ!いい感じに頭ブレてまともな奴に進化する事もある!」
「本当!じゃっ、じゃあさ〜‥シャイニングウィザードとか延髄斬りかけちゃっても?」
「ゔ〜ん、ギリオッケーだろッ!まぁ〜相手が馬鹿なら大丈夫だ、死にゃ〜しねー」
「うわぁ!楽しみ」
目を輝かせて、笑顔になる右京
大好きな蹴り技を思い浮かべ体が疼いたのか、腕をグルグルと回し始めた
「でも、そんな事は万が一、いや億が一もねぇよ!なんたって、俺ら普段の行いいーしな!」
「そーだよ
なんか、要らぬ気苦労したねー
あ〜〜あ〜〜
ここに居ず、友達考え、腹が減る
類ちゃんのせいで、お腹すいたー!
左京、今日の晩御飯何にするの?」
「んーと、カレー」
「じゃ〜、帰り店寄ってこー」
「右京、お前カゴにお菓子入れんなよ」
「ん?入れないよー」
ニヤっと微笑む右京
今何を考えていたかなんて手に取るように簡単
「手に持ってても、だぞ」
鏡を見ているかのような同じ顔に
微笑み倍返し
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