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類は友を呼ぶ
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「ところでさ〜、類ちゃんどこ行ったのかな〜?」

次の授業が始まるまで、雑誌を見て時間を潰していた俺の横で
パックジュースを音を立てて飲みながら、今しがた思い出しただろう親友の存在を右京が呟く


「知んねー。あいつの事だ、またひょっこり出て来るだろ?
あ〜幸せ、幸せ」

「あっ、もしかしてさ〜仲良くなれる子見つかって今ガンガン攻めていたりして」

「そりゃ〜相手の子はご愁傷様」


類が隣にいるだけで
疲労蓄積、イライラ激増、精神擦り減り、頭痛、瞳孔拡張‥その他もろもろ

軽く入院必要ありまで陥るこの症状が発生

あの馬鹿と長く付き合った奴っているのか?


「でもって、案外うまくいってるかもよ〜」

「げー、あいつと一緒にいれるって、どんな奇特な奴なんだよ」


そんな出来た人間いたら見てみたい


「ん〜もしくは、奇人?ほらっ、よくゆ〜じゃん!
目には目を、馬鹿には馬鹿を!」

「おぉ、相殺されて馬鹿粉砕?
かくして俺達、早川兄弟に平和が訪れたのであった。
めでたし、めでたし」


悪は最後には滅びる定めってもんだ


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あきゅろす。
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