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類は友を呼ぶ
2
「えーーと‥‥
あっ、ゲームもあるぞ!そうだ、やろう!たっのしーぞ!」

マズい‥空気が冷えて行く
寒気がするのは気のせいか?極寒の寒さ到来か?


「‥‥ゲームはした事ありませんが、今はやめておきます
‥が、先輩とはヤりたいです」

ヒィィィィィィィィ!!
ありえないっス!ありえないっス!
奴は本気だ!
口からとんでもない物騒な物出しちゃってますよ!


ここできちんと分からせないと、ヤバい!!

「は、はっきり言うけど
俺は女の子が好きなの!男とちちくり合ってどこが楽しんじゃ!」

「何故ですか?」

「何故って、当たり前じゃん!女の子は可愛いし、柔らかいし、気持ちイイし!男とはどこを取っても違うだろ!」


ビシッと友に指差し意気込む俺
これで友が『そうだ!女の子可愛い!俺だ〜〜いすき!』ってなれば万事オッケー

なんだけど‥‥


「‥先輩は知らないんですか?」

「何がだよ」


「同性同士どこを触れば気持ち良くなれるか分かりますよね?
‥女性とよりも感じた事がない快感が味わえるとは思えませんか?」

俺の考えが甘かったようだ
なぜたが、ジリジリと俺に近付いてきた友

「〜〜〜〜ッ、おい!」


向けていた指をキュッと握られ、背には本棚と、なぜだか追い詰められた形になっているのが不本意極まりない!

「先輩は気持ち良いのは好きですか?」

喉が鳴る
友の手が異様に熱く感じる

「いやいやいや!
違う、違う!興味があるつー訳じゃなくて」

「気になりますか?」

俺の言葉を継いだ友の言葉を耳にした瞬間、ビクッと身体を震わせてしまった俺は、
マジ馬鹿だ!


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