類は友を呼ぶ
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「‥‥凄い」
「そ、そう?あんまりたいした事ないけど、まぁ〜これぐらいは、俺にかかれば御茶の子さいさい!」
部屋に入って一言呟いた友は、飾っているフィギュア、ポスター、マンガその他もろもろ
手に取りじっくりと凝視している
表情は変わる事はないが、時折ぶつぶつと何かを発し、興味を持っているように見えた
さっきの店でアニメに一切無縁の奴という事が分かったが、見た感じ喜んでいるんじゃないかなと、あくまでも俺の第六感
そんな友に自慢のコレクションを見せびらかす事が出来て、ちょっと気が大きくなるってもんだ!
「ふふんっ!
愛しちゃってるモンにはつい力が入るって〜事よ!」
「そうですか‥‥」
「おう!っで、友は何か気になったのはあったか?ガンダム?それとも、セーラームーン?」
俺ん家に来てまで見たがったつー事は何かしら気に入ったのがあったんだろう
「‥‥‥先輩」
「ん?何?」
呼ばれたと思い聞き返せば
「俺は先輩が気になります」
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