類は友を呼ぶ
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「つーかお前、誰かと付き合った事ないの?普通は、デートじゃん!
デートが第1ステップ。いろんな所行って盛り上がって来たら、第2のステップ、ラブラブチュッチュッだろ〜〜?
そして最終到達地点は、うふ〜ん!あは〜んなエロピンクラブモード突入!
これが付き合った時の理想的流れちゅーもんさ」
俺だって、無駄に女の子と回数重ねて付き合ってた訳じゃない
「はぁ‥デート、ですか‥‥先輩だったらどこに行きたいですか?」
「俺ェ?どこって‥そうだなぁ
まずはマン喫に行って軽くドラゴンボール全巻クリアして、その後はカラオケでアニソン熱唱だろ!
んで、愛しの天使ちゃんに会いにフィギュア専門店へレッツ〜
あっ、あ〜〜〜!くそぉーー忘れてた!
行きつけフィギュア店から入荷連絡あったんだった!
俺のばっかーーん」
「フィギュア店?何ですか?それ」
うちひしがれる俺は聞き捨てならねー言葉を言う友に思わずガン見
「嘘!知らないの?信じらんねー、人間終わってる〜〜〜」
「知らないとダメですかね?」
「当たり前だ!いいか!バファリンの半分は優しさで出来てるみたいに、人生の楽しさ半分はフィギュアで出来てるもんだ!」
「‥‥?よく分かりませんが、では‥俺も連れて行って下さい」
何かを決意したように真剣な目をした友
「よし!」
だから俺も思わず乗ってしまったけど‥‥
あれ?
なんか、大事な話ししてたよーな
「では、先輩早速行きましょう」
「おう!」
まっ、いいか!
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