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類は友を呼ぶ
6
メガネくんは裸族くんで、実は後輩でもあって‥

あ〜〜も〜〜
何が何だか!!

オロオロとするしかない俺


すると両手を取られ、その手を包むように握られる


え゙、なに?


「先輩」

自分を呼ぶ声とそのありえない行動にビックリし、見上げた俺の目に映ったものは



「俺、相沢 友と言います
 先輩、あなたが好きです」



殺人的殺傷能力最大級の言葉をぶっ放す


告白しているとは思えない

感情を一切合切排除した表情の


あの時の男がいた


重なる手?

見つめ合う瞳?

そして、愛の告白フォーリンラブ?


まさしく出合い頭ロマンス!!!

俺、自ら言い放った言葉が
まさか矢のごとく突き刺さってくるとは!


「先輩」

「へ?」

「またお会い出来ましたね」


っな!
『二度と会う事はねーな!』
そう啖呵を切ったのも俺自身


くっそ〜〜
会いたくない奴に最悪な形で!

ま、まさかこーゆうのが


運命?
‥‥‥‥
ぬおーーーーっ!!
ちっが〜〜〜〜〜〜う!


絶対、断じて、断固として
ありえないっつーーの!


「は、は、ハハハハハハハハハハハハハハハハ」


笑っておこう
笑えば夢も覚めるさ!


空しい笑いが廊下に響き渡った


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