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類は友を呼ぶ
5
「何?」


ちょっと待ったコールと掴まれた腕に戸惑う

まさか!慰謝料?

あんたに怪我なくても俺にはあるんじゃ〜〜!な感じで、たかられるんじゃ‥


そんな内心びくびくな俺に差し出されたのは


お気に入りの俺のシャツ


「神谷 類先輩。忘れ物です」

「おっ、おぉ〜〜〜〜!!
これ、探してたんだよ!サンキュー!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥?
え?なんでメガネくんが持ってんの?
あれ?それに名前‥‥」


ん?
俺プチ混乱


「まだ思い出してくれてないんですね
俺の事、分かりませんか?」

「えーっと?どこかで会いましたっけ?
ん〜〜、ほらっ!俺、基本‥」


「直感で動くタイプですよね」


俺が言おうとした事を先に言われ、ますます大混乱

「しかたない‥‥」


そんな俺に向かってメガネを手に掛けおもむろに外す

顔を上げそこに現れたのは


「あーーーーッ!あん時の裸族!!」

「はい」


「はいっ!じゃな〜〜い!
何でここにいるんだ?!」

「先程も言いましたが?ここの学生だからです」


な、な、なんと!
そ〜〜ゆ事を聞いている訳でないのに
シレッと言ったな、おいっ!


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あきゅろす。
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