類は友を呼ぶ
4
「な〜んか首傾げてるね」
「案の定フラれたんだろ?
でも、本人はその理由分からず、だな!」
「あれ?後ろ向いた」
俺達に向かって歩いていた類は何を思ったのか、急に足を止め、回れ右
何してんだ?
そう思った矢先
「黒髪のセイラさんなんてセイラさんじゃ、ないんじゃァァァ!
ガンダムを冒涜すんなーーー!!」
!!!
フラれた腹いせかよ!
ってか、運命じゃなかったのかよ!
全く周りを無視した自分勝手の異常者行動
「うわっ、最悪」
「信じらんねー。げっ!
なんだ、あの笑顔。めっちゃ、やり切った感、出してやがる!
こっちに来たぞ!右京‥」
「左京ぉ‥」
「「逃げるぞ!!」」
俺達は廊下を駆け出した
待ってよ〜っと後方から悪魔の囁きが聞こえる
「さ、左京!追って来るよ〜」
「振り返るな!石にされるぞ」
何で俺達が、あんな馬鹿に気に入られたか分からんけど
分かる事は
「「やっぱろくな事ねェェ」」
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