類は友を呼ぶ
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「誰かにって‥‥あ゙あ゙ぁ゙〜〜〜〜〜!!
待てや、そこの双子ォォォ!!!」
「「げっ!」」
逃げようとしたウッちゃんとサッちゃん
その行動を取ったという事自体、もう認めていると言っているもの
「お前らが変な事言ったからだ!」
「心外だよね、左京」
「あぁ、馬鹿にそんな事言われる筋合いはないな、右京」
「ひど!」
こいつら人間じゃねぇ〜
俺が悪いとでも言ってるようだ
‥‥いや、実際言ってる!
「でもいいじゃん!仲良しこよしで、今幸せなんでしょ〜?
類ちゃん、こんなに長く誰かと一緒にいる事なかったんじゃないの?」
ウッちゃんにそう言われ考えてみれば、長くても一週間、短ければ一日?なぜか続かなかった
深く考える前にすぐ別の子に突進してたのもあるけど‥
「まぁ〜、友とは何か話しが合うしな!」
「先輩の側にいれるのは俺だけです」
「「うわっ、バカップル」」
「はい、俺は先輩馬鹿ですから」
「なぬ友!その言い方は俺が馬鹿みてーじゃん!」
「「実際そうだろー」」
ギャハハハっとデッカイ声をあげて爆笑が教室に響き渡る
激激激ムカつく〜〜〜〜!
失礼承知で腹を抱えて笑う二人に、どうしてやろうかと反撃の狼煙を上げ放とうとした時
そういえば‥と何か思い出した友の声
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