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類は友を呼ぶ
3
「〜〜〜ッこのバカチンが!変な事言ってないで、お前も食べろ!」

照れ所の比じゃない!
こんな事言われ続けられたら、俺マジ死ぬ

友の口に無理矢理ポテトを押し込んでその口を塞げば、ちょっと驚いた後フワッと笑顔になる


「先輩もう一回、してもらってもいいですか?」

口を開けておねだりかよ!
何味しめてんだーー

「〜〜ッ!な、な!ぉ、お前馬鹿だろー‥」


優しく微笑む友に負けて、またポテトを食わせてる俺もだけど





「あ〜〜食った食った!旨かったな」

「はい」

腹いっぱい、満足気でお店から出た俺達

「あの!待って下さい」


少し歩いた所で、呼び止める声が響いた
後ろを振り返れば、店員さんが走って来る

「ん?何だ、忘れ物したっけ?」

「いえ、何でしょう?」


友と顔を合わせ不思議に思っていれば

「また、お二人で来て下さい!」

俺に渡された物は何枚かの紙
よくよく見ると


「へ?これって‥やった!友、無料券ゲッチュ!」

「良かったですね」

「うん!」


窓越しに中にいたお店の人に手を振ればキャーと外に聞こえる程の歓声
すると、背後から力いっぱいギューッと抱きしめられる


「と、友?」

「サービスです」

さっきよりも響き渡る黄色い悲鳴を耳にしながら
何のこっちゃーー?頭ん中で一人ツッコミ


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あきゅろす。
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