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鬼に金棒
8
朝、起きて真っ先に俺がした事は
顔を洗う訳でもなくって
主任に朝の抱擁をする訳でもなく



「しゅ、主任……す、すいませんでした!」



鬼にひれ伏す事


あれから……
もう一回と言ったものの、それだけで終われる訳なんか無くって

体勢を変えてバックから、抱っこやらと色々ヤってしまい

また主任が俺に抱きついて泣くもんだから胸キュンもので
会社に行く為の支度をしなければいけないギリギリの時間まで

主任に触っていて
そのせいで……




「あ、あの……主任、体は…」


「大丈夫……な訳ねぇだろうがっ!
人を立たせねぇほどヤりやがって、佐和テメェぇえ!」


「す、すいませんでした!課長には、主任は体調不良でお休みする事にしておきます」


「当たり前だボケっ!本当の事言ってどうすんだ馬鹿野郎がっ!
さっさと会社行けっ!」



ベッドで睨む主任にぐうの音も出ない
でも、やっぱ俺はっ!



「荒木主任……俺、あんな事しちゃって…
でもッ、俺マジですから!本気で主任の事がっ!
っホント、すいませんでした…
じゃあ、行ってき…」


「ったく佐和ッ!………朧月」


「え、えーと……はい?」


「ちっ!銘酒だ馬鹿がっ!
それ買って……帰って来いッ、分かったか!」


「帰って……え?それって……
は、はい!行ってきます!!」




『鬼に金棒』それと同じぐらい『主任に酒』は

最強で最高の無敵アイテム

今出た玄関を今度は


「ただいま」


っと、酒を渡し伝えれば
鬼のあの人はどんな顔してくれるか想像しただけで


スキップるんるんモンだろ!



■■■■■■■■■■■■

佐和くんの想いが通じました〜
主任とイチャコラ出来て良かったです!
おまけでーす→


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あきゅろす。
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