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知者は惑わず勇者は懼れず
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嘘だ嘘だ嘘だ嘘だァァアア!

って‥‥待て待て待て
あーーこれ‥夢だ

こんな変な経験、頻繁に起こる訳ない
そうだよ、いつも変な事されてそれが夢にまで見るとか
俺、かなり疲れてんだ

にしても


「ッ、くぁ‥」


全体を揉み込む手つきでナニを弄られるその感触は中々リアル


「ん、ンん‥ッ」


キュッと握られた状態で、上下にスライドされるとなんとも言えない快感に足が空を蹴る
腰も浮き、自分の体なのに制御が利かなくなってしまう

だんだんと熱が中心に集まって、足の指がキュッと丸まるほど開放に昇りつめられる



「感度も良い‥‥なら次に行くか」


働かない頭でボヤンとそんな声が聞こえた様な、聞こえなかった様な‥
右脚膝裏に手をあてがわれて、胸までつくまで曲げられるまで夢心地
と、突然


「い、痛ーーーッ!!!」


鈍痛と痺れ、圧迫感が有り得ない箇所から襲い掛かって
やっとそこで俺は


「ツ、ッな‥‥なにしてやがるーーッ!」



敬語がぶっ飛ぶほどの衝撃を目の当たりにしてしまいました


「指一本でも動かしづらいな‥解し足りないのか?
それとも‥‥
藤代、お前も力抜け」

「って!これ夢‥‥じゃない?
つーか、あ、あんた‥ど、どどどこに‥ゆ、指ッ」



こんなの嘘だ
やっぱり夢としか思えない!

あんな所に指、挿れて‥
お尻に‥‥
和泉先輩のゆ、ゆ、指ッて!?


「藤代、俺は力を抜けと言ったんだ
締め付けてどうする?まったく‥次に進めんだろうが」

「すす、め‥る?」

「ああ。1番の快楽は、まぐわう事らしい」

「まッ!?ま、ままま、まッ!」

「言うなればセックー‥」

「言わないで下さいッ!!」



留まる事の知らない悪夢にガンガンと頭も痛くなった


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