知者は惑わず勇者は懼れず
5
ん?
モゾモゾする‥‥
そして、何だかくすぐったい‥‥
あれ?
脚がスースーする様な?
それに、首元も妙に楽で‥‥
(ん?つ、〜〜〜ッ!!
な、な、何だ今のッ!?)
痛い様な、でもむず痒い様な‥
(んンッ!ま、まま、まただッ!)
電流が走ったみたいな痺れ‥
でも‥
気持ちいい‥‥?
意識が浮上する
開いた瞼に捉えた視界がボヤけたものからクリアになっていく
「あ‥‥」
「何だ、起きたのか?」
ん?
んんんん?
どういう事ですか、これ?
ワイシャツのボタンは外され、胸元全開
下は下でかろうじて、パンツのみの格好‥‥
「って!!あぁあ、あんた何やってるんですかーッ!?」
いつの間にベッドに寝かされていたのか、そんな俺の上に跨がり、服を剥き
俺を見下ろす和泉先輩が
「なになに?程よく愛撫の次は、下半身を弄って後ろを解す‥‥
成る程な」
志摩先輩から渡されたあの忌まわしいマンガを片手に
下着に手を掛けていた
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