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知者は惑わず勇者は懼れず
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「お前、凄く濡れてるな」

「そんな事、ッく‥言わないで下さい‥‥ァッ!」


背筋に電流が走り、腰が抜けそうになった


(う、嘘だろ?た、勃ってるーーッ!)


ズボンの中で窮屈になっていた俺のモノを外に出され、下半身がブルリと震える


先輩の手が俺のモノを上下に扱き、どんどんと高まる熱


「ン、ァアッ‥止めッ‥」


開放したくて、我慢が利かない先走りが、先端がら零れ出す
それがまた滑りを良くしてグチュグチュと音を響かせていた



「藤代、顔を上げろ」



何だよ一体ッ!

下半身直撃の快感に翻弄されまくりな俺に、和泉先輩がそう呟く

恥ずかさと辛さで涙が溜まるぼやけた視界
顔を上げてその視界が捉えたものは



「ちょっ、せ、先輩!?
んッ、ンンん〜〜」



先輩のドアップだった



また訪れた息苦しさ
シットリとした柔らかい唇
それ以上に濡れた熱い舌が、口の中に入って来る


って‥‥
これってこれって俺ッ!!


(チューされてる!?)



「せ、先輩!んふッ‥‥ン、ん‥ッ」



滑る柔らかいものが、俺の歯列をなぞって、上顎を掠めるとぞくりとした
クチャクチャ舌に絡みつき出すと、もう、酸欠で頭がボワンとして何も考えられない


さらには


「んッ、ンンッ!!」


完勃となった俺のモノを摩り始めて来るという、最悪窮まりない行動

でも、そんな和泉先輩の行動にすでに限界に来ていた俺のモノはビクビクと震え



「んッ!ンンん〜〜〜ッ!」



先輩の手の中でイッてしまった


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