番外編
小話その2『お花見』
春日くんと佐久間くん
ちょこっと悦郎くん
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お花見
ぽかぽかと日差しが暖かくなり、ピンクの花びらが舞う季節
「ねぇ、旭。お花見しよ〜!」
あまりにも突然
背後から来た腕にギューッと力いっぱい抱きしめられ、耳元からは奴の声と吐息を感じ、一気に寒気が駆け上がる
「ギャァァァア!
変態抱き着くなっ!近ぇーー」
「ねっ!ねっ!お弁当持って満開の桜を見ながら〜」
「聞きやがれ!分かったから離れろー!」
何とかベリッと変態を引き剥がす
「まぁ〜、花見は俺も行きてーし」
「本当?じゃあ、今度の日曜日に!」
そんな時、後ろから
「一際綺麗な桜の樹の下に、もっぱら死体が埋まってるって話し‥
あるよねー」
悦郎がボソッと一言呟き去っていく
「‥‥‥」
「‥‥‥」
「ギャァァァア!恐ぇーー!!
ぜっっって〜〜行かねぇ!!」
「そんな!やだ、やだ!
ベロンベロンに酔わせた旭を茂みで押し倒して野外プレイするんだもん!
『あんまり声大きいとみんなに聞こえるよ』な〜んて言ったら
『っア、ん、だって、声止ま、んねーッンン!』
とか喘いじゃって、さらに俺のを深く銜え込んで、気持ち良さそうにイく旭が見たい!」
「し、死ねェェェェェェ!
この変態、そんな事考えてやがったのか!なおさら行かねぇーーー」
「えぇ?!」
「うひゃひゃひゃ!」
春は陽気な馬鹿と変態率倍増
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お酒は二十歳からですよ
佐久間くん
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