番外編
小話その2『アンラッキーボーイ』
正宗くんとヒロくん
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『アンラッキーボーイ』
正宗に怒られた
こぴっどく
これでもかっと言うぐらいヘコむ様な事を言われて、叩かれて……
そんな夢を見てベッドから飛び起きた
「うぅ、朝から心臓に悪い……」
時計を見れば、朝の5時をちょつと回った所
普段ならまだ爆睡していて当たり前の時間で、寝起きが悪い俺がこんな時間に起きる事なんて無いに等しいのに……
(こいつのせいだ!!)
俺が悪夢にうなされたのも
変な時間に起きる羽目になったのも
全部……
(幸せそうな顔しやがって!)
規則正しく寝息を発してベッドに寝ている正宗のせい
確か昨日……
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「お前のそのモッサリ頭になに詰まってんだぁああっ!!」
「痛っでぇーーー!正宗、痛いっ痛いから!
い、いや油断したってゆーか、山が外れたとゆーか」
「ぁあ?油断した?山が外れた、だ?
いつからお前はそんな大口叩けるほど頭良くなったんだこのお子様風情がぁああ!」
「痛だだだだだ!正宗頭潰れるーーー!」
今日の授業
この前あった学力テストが戻って来て、自分でもヤバい!そう思わずにはいられない点数を見た瞬間
ゾワッと鳥肌がたちまくった
後ろを振り向けば、笑顔なのに目だけは地獄の業火を宿した正宗が立っていて
学校が終わったと同時に拉致
そして今、正宗の家に監禁された最悪な所だったりする
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