番外編
小話その5『愛しのネギさん』
ネギさんと鴨居くん
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『愛しのネギさん』
「ハニィ〜、来ちゃった!」
家でくつろでいるネギさんへ、ハートをビシバシ飛ばし、抱き着こうとすれば
「テメッ鴨居!何がハニーだ!
つーか、しょーこりもなく来やがって!
呼んでねぇーんだよ!即刻即行帰りやがれやッ!」
俺に返って来たのは
暖かい抱擁ではなく、甘いキスでもなく
足蹴りだった
まだ俺を睨み文句を言うネギさんに
来る途中で買った食材諸々を見せびらかせば
途端に大人しくなる
(懐かなねーネコを餌付け‥‥
可愛い〜〜)
その食材で、ネギさんの『ザ・漢の料理』的な飯を食い
さぁ、今日はどんなプレイで泣かしてやるかな〜〜
なんて、やる気満々になっている俺の目に止まったのは
テーブルに向かって一生懸命ペンを動かし、端から見れば、宿題をする子供
じゃねー‥‥ネギさん
時折、テレビを見て
(何書いてんだ?)
コッソリと近付き、俺は横からその紙を勢いよく奪った
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