番外編
3
重なり合わせた唇の隙間から、すかさず舌を差し入れる
熱くしっとりしたヒロの舌を絡めれば
掴んでいた手がビクッと反応をみせた
見開いた目も、イヤイヤと左右に動かした顔も
一つ一つが誘ってる様にしか見えない
そんなヒロの逃げ惑う舌を吸い上げて、歯列をなぞり
舌で愛撫を繰り返せば
(キスだけで感じてるとか‥‥ヤベェ!)
擦り付けたヒロの下半身は、すでに反応を見せていた
「ヒロ、そんなもん今度から渡すな」
「ッは、ぁ‥‥ま‥正宗?」
ヤキモチしてくれるのは嬉しい
俺の事を見始めて来た証拠
でも、やっぱり‥‥
「(好きな奴から‥‥渡されたくねぇんだよッ!)」
「へ?正宗?」
「〜〜〜〜ッ!!ヒロッ!
お前、今日寝れねぇからな!」
「なッ!?な、なにィィイイッ!」
「当たり前だろーがッ!足腰抜けるほどヤるから、今から覚悟しとけッ!」
「ひ、ヒィイイイッ!」
俺の下で悲鳴を上げ、また暴れ始めたヒロに
すぐさま覆いかぶさった
それは、小さく小さく発した呟きと
熱くなった顔を隠す為‥‥だったりもする
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ニブニブなヒロくんに振り回されてるのは、実は正宗くんの方です
正宗くんがワタワタしている所、もっと書いていきたいですね!
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