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番外編
3
重なり合わせた唇の隙間から、すかさず舌を差し入れる

熱くしっとりしたヒロの舌を絡めれば
掴んでいた手がビクッと反応をみせた


見開いた目も、イヤイヤと左右に動かした顔も
一つ一つが誘ってる様にしか見えない


そんなヒロの逃げ惑う舌を吸い上げて、歯列をなぞり
舌で愛撫を繰り返せば



(キスだけで感じてるとか‥‥ヤベェ!)



擦り付けたヒロの下半身は、すでに反応を見せていた



「ヒロ、そんなもん今度から渡すな」

「ッは、ぁ‥‥ま‥正宗?」



ヤキモチしてくれるのは嬉しい
俺の事を見始めて来た証拠
でも、やっぱり‥‥



「(好きな奴から‥‥渡されたくねぇんだよッ!)」

「へ?正宗?」

「〜〜〜〜ッ!!ヒロッ!
お前、今日寝れねぇからな!」

「なッ!?な、なにィィイイッ!」

「当たり前だろーがッ!足腰抜けるほどヤるから、今から覚悟しとけッ!」

「ひ、ヒィイイイッ!」




俺の下で悲鳴を上げ、また暴れ始めたヒロに
すぐさま覆いかぶさった


それは、小さく小さく発した呟きと
熱くなった顔を隠す為‥‥だったりもする




■■■■■■■■■■■■■


ニブニブなヒロくんに振り回されてるのは、実は正宗くんの方です
正宗くんがワタワタしている所、もっと書いていきたいですね!


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あきゅろす。
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