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番外編
3
「ヒロ、力抜け」


でっかい目をさらに見開いたヒロ
何か言おうとしたその言葉ごと


「ンン〜〜ッ」


唇で塞いで、舌を絡める


(柔らかッ!ヤベッ止まんねぇ)


顔を左右に振り嫌がるそのそぶりも可愛い
両手で顔を固定すれば
諦めたのか力がフッと抜けたのが分かった
そして


「ヒロ‥」


案の定、舌を離した頃には
グッタリと抵抗のナリはなくなっていて


「んあッ!く‥ァアッ」


そんなヒロの中に、ゆっくりと俺のモノを埋め尽くす


(ヤバッ!!)


挿れた途端、襲い掛かった収縮

熱い粘膜が俺のモノをすっぽりと包み
絡みついて、キューーッと嬉しそうに呑み込もうとするこの反応


(堪らねえって!!)



「くッ‥ヒロ、お前締めすぎだ」

「んッ、だって‥正宗‥ァッ、どうしよう俺ッ」



緩く腰を揺らし突き上げれば荒っぽく息を乱して、すがってくる


「なんか、ンッ‥俺ッ」



(ぁあ?なんだ?)



「ァ、アッ‥どうしよう正宗‥ッ」


うわごとの様にそればっかり繰り返しながら、体はビクビク跳ねらして


潤んだ目で見つめる姿も


(可愛‥)



「どうしよう‥‥気持ちいい」




い‥‥

イイィイイイッ!!!?


突然ズクンッと下半身に熱が集中
危うくイきそうになって、焦りまくる


(ぐ〜〜っ、この悪魔ッ!!)


「む、無自覚も程ほどにしやがれッ!!」

「へ?正む、ん、ぁア‥激しッ!
正宗‥なんか熱くて、トケる‥ッ」

「〜〜くッ、このっ!!」



小さい頃からそうだ!
悪魔はコイツの方で


離れられねぇのは俺の方だ!

今も
そしてこれからも!




■■■■■■■■■■■■■■

初正宗くん視点です
ある意味、無自覚は最強!!


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