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番外編
2
「神谷テストはどうだったんだ?」

「なっ!?テメェ乃木ッ!何しやがるゴラァァア!!」

「あっ!僕も見たいですー!」

「市ッ!!テメェも便乗すんじゃねェェエエ!!」



突然、手の中にあった答案が消えた

いつの間に隣にいたのか分からねぇが
また気配を消しやがって現れた乃木が

奪い取りやがったからだ



ブチッ!!

と、血管が切れて食ってかかろうとした俺に


「神谷お前‥‥」



神妙な面持ちで乃木が呟いてきやがる



「な、なんだよ?」

「頭良かったんだな?」

「うわッ!不良のくせに何なんですかー!!
自慢ですか!サボっていても勉強出来ちゃうアピールですか!
そんなくだらないアピールするぐらいなら
後ろだけでイけちゃう淫乱っぷりとか
気持ちよくなっちゃうと、自分から腰振って喘ぎまくるネコちゃんだとかを
存分に言い触らして下さいよーー!」



ブチブチッ!



「ハハハッ、人は見かけによらないな!
てっきり神谷は馬鹿だと思ったぞ!
ほらよく言うだろ?」

「あー、アレですか?」



「「馬鹿な子ほど可愛いっ!!」」



ブッヅンッ!


そんな音が耳に聞こえた
脳みその血管が、全部ブチ切れるぐらいの怒り


あ゙ぁ゙あーーッ我慢ならねぇッ!!



「テメェらァアア!!望み通りにぶっ殺してやらぁァアアッ!!」




ハハハッと暢気に笑う乃木と
ヨダレを垂らさんばりに妄想に耽っている市を
殴り蹴り倒す為、俺が立ち上がったのを見て


周りにいた奴らが悲鳴を上げたのは、これからすぐ



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ちょいとオマケ→


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あきゅろす。
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