番外編
小話その4『名作アニメを観よう!』
春日くんと佐久間くんの場合
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名作アニメを観よう!
「ゔえ゙っ、あ゙あ゙〜〜〜〜
ネ゙ロ゙ォォォ、バドラッジュ〜〜〜」
「お、おい大丈夫か?ほらっティッシュ。鼻かめ」
「ゔ、ゔん゙‥」
渡したティッシュでもって、おもっきし音を鳴らし鼻をかむ夏
たかがアニメだろ‥
と、思いながらもボロボロ涙を零し、鼻水垂らして子供みたいにアニメを見るその様子に
(ちょっと可愛いかも)
と、迂闊にも思ってしまった自分にへこみまくり
そして、例のごとくあの名シーンに差し掛かった所で
「ゔ‥ゔ、ゔゔわ゙〜〜ん゙
あ゙ざびィィィィィィ!」
「ちょっ!お、おい!!」
ガバッと変態が抱き着いて来た
いつもなら、『離れろ!』そう言って拳を振り上げる
‥が、今だにベソかいて俺の胸ん中、あのデカい図体を丸め擦り寄ってくる変態にそんな気も起きなく
「泣くなよ、なっ?」
子供を慰めるように、柔らかい髪に指を絡め自然と手が動く
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