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番外編
2
「旭、大丈夫?」

「お前なぁ〜、ガキじゃねーんだから、これぐらい嘗めときゃ治るって。
でも、まぁ‥‥ありがとな」


心配して覗き込んだ俺にバツが悪そうな感じではあった旭の顔が
直ぐさま、フワッと優しい笑顔に変わる
その瞬間


背筋にビリビリと電気が走った

ゴクッと喉が鳴る


「‥い、今消毒液持ってくるね」

心臓バクバクで、発した声は上擦ってたかもしれない
そう思いながら向かうは保健室の扉


旭、絶対怒るよな
でも俺、我慢出来ないし
あんな笑顔見せられたら、もう無理!

ガチャと鍵がかかった音をしっかり聞き、これで準備オッケー


「夏、悪ィな」

戻った俺にまたもや心臓ズッキューン鷲掴みスマイルでもって
俺のムスコはズキズキ熱を持つ


「ん?夏、どうかしたか?」

ベッドサイドに立ち尽くした俺を上目遣いで見てくる旭は誘ってるとしか思えない訳で


「〜〜〜ッ、旭!」

「うわっ!お、おいッ!何すんだ!」

「旭、俺がどこもかしこも治してあげる!」


旭に抱き着きベッドに押し倒した


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あきゅろす。
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