犬と猿
4
「さささっ猿、痛いって!離せバカッ!」
コイツ、どうした一体!?
何で嬉しそうなんだよ!
つーか、チューも分かんねぇけど、何で抱き着いてくんだ!?
「‥‥い加減気が付けよ」
「へ??」
「俺、結構あからさまにやってたっつーのに、お前さぁ‥ちっ!
たく、だから俺が好きなのは‥」
真剣な目が俺を射抜く
ゆっくりと頬を滑っていく指先が顎
そして唇の形をなぞる様に触れられると、ビリビリ電流が通り抜けた
そして
「俺が好きなのはお前なんだよ」
ハッキリとした猿倉の声
「好‥‥‥」
好、き?
は
は、、‥‥
「ハハハッまっさか‥‥嘘だァアアッ!」
「ってオイ!嘘じゃねぇーーッ!」
「だって羽鳥は!?」
「だーーかーーらッ!
あ゙ッお前なに勘違いしてるか分かんねーけど、羽鳥はただのダチだし」
「だってテメェ、ベタベタしてー‥」
「お前が見ねぇからだッ!
羽鳥しか見てねぇバカ犬の視界に入るには、羽鳥にチョッカイするしかねーだろ!
ったく、ここまでしても分からないとは思わなかったけどな!さすが、バカ」
「なッ、にィイイ!
テメェやっぱり嘘だろッ離せェエエ!」
「嘘じゃねーし、離さねーしッ!」
な、なッ!!?
コイツ何様じゃッ!
それにさぁ‥
ボソッと呟く猿倉の声
まだこれ以上何を言うか、そう感じた直後
「ひ、ぁッ!て、てて、テメェッ!!」
「こんな事出来るぐらいには、お前の事好きだから」
「お前、どこ触ってやが‥ッく、んっ!」
「感じやすッ」
「っざけんなッ!そんなとこ揉まれたら誰でも、ッ、ッ」
ズクンッと白い快感が沸き起こる
キスで半勃ち状態のナニを
形を確かめる様に撫で回し、揉み上げられ
揉まれ続けられると
「止めッ、ぁ、うあ‥ッ」
猿を押し退けようしていた力も抜ける
「なッ!?ぉおッ、おいっ!テメェ止めろって!」
さらには下着ごとズボンを下げられて
しまいには、直で上下に扱かれ始めるが
無い力では、猿倉の腕に縋り付く事だけ
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