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犬と猿
10
(コイツ‥何なんだよッ!)


分かんねぇッ!
訳分かんねぇーーしッ!



「んは、ぁッ‥や、止めろバカッ、猿離せってー」



散々、チューされて腰抜けた俺を床に倒した猿
それだけじゃ終わらず



「ちょっ!!ズボン下げんなッ
てかッ、テメェ何しやがるッ!?」

「止めない。それに、言っただろ?」

「は?」



カチャカチャとベルトが外されるよりも、ズボンが下げられるより何よりも



「夢中にさせるって」

「は、はぁああ!?なにバカ言ってー‥え?」



猿倉の言った言葉に驚いて、抵抗するのも忘れていた
その上、突然の柔らかさに下半身が包まれる

ナニに温かさと痺れを感じた瞬間



「ひ、ぁああっ!!!」



思い切り吸われた
身体の奥底から電流が走り抜ける



「ふもちひひふぁ?」

「くんぁあッ、止め‥しゃべ、な‥っ‥
口やだ、猿倉口や、あッあッだめッ」



俺のモノに絡みつく舌に無理矢理、快感に引きずり込まれて
吸い上げる舌に尖端を抉られて



「や、イ……っ!!!!!」



声もなく、腰だけがビクビク跳ねた


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あきゅろす。
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