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春夏秋冬
6

うぎゃぁぁぁっと変態が悲鳴を上げながら、教室をのたうち廻る

男の最大の急所をおもいっきり蹴ったんだ
暫くは、苦しめ!


しばらくすると
ふぅー、と大きく息を吐く佐久間
やっと、落ち着いてきたのだろう
まだ少し涙目ではあるが


「うゥゥゥ、春日に傷ものにされた〜。責任とって、俺ェ春日ちゃんのモノになる〜」


こいつッ〜
まだ懲りてないようだ


「誰がっ、お前なんかっ!金詰まれてもいらねェよ。すぐクーリング・オフだ!」




周りを気にせずギャア、ギャアと言い合いが始まる


「あいつら、暑さなんか忘れただろうな」


「本当だね〜。冬也くん、見てるこっちが暑苦しくない?」


「あぁ、まったくだ。」


傍観している2人には、同じみの光景と、床に忘れ去られたアイスが無残にも水溜まりとなっているのが目に留まった



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