[携帯モード] [URL送信]

幼恋..tiara*
ページ:5
















公園のあちこちを捜し回って






やっと見つけた。





一本の桜の木の下、






『何してるんですか?』







「おぅ、櫻井





…花見だよ」










『そうですか。』








あたしは寝転がっている

土方さんの隣に座った












『あの


お弁当…
作ってきたんですけど』










パカッ



お弁当箱のフタをあけてみせた












「すげぇ、


これ全部櫻井が作ったのか?」






『はいっ//

お口に合うかわかりませんが。』








「いただきます。」








土方さんは卵焼きと

筑前煮を一口ずつ食べた








「うめェ!


お前料理うまいんだな、」






『はい、


一応料理は得意な方なので//』








「櫻井、





…ありがとな。」










土方さんは

すごく優しくて穏やかな

笑顔をみせた…








喜んでもらえて

嬉しいよ…









あたしは今までないくらい

とびっきりの笑顔を

土方さんにみせた。










「っ///


その顔は反則だろ。」ボソッ









『??


何かいいましたか?』









見上げた土方さんの顔は

ほんのり桃色でした







きっと




この満開の桜のせいなのかな。

*back

5/5ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!