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幼恋..tiara*
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目が覚めると隣で寝ていたはずの
櫻井が居なかった






トイレにでも行ったんだろう




それか水を飲みに









起き上がって部屋を

見渡すと

机に紙が置いてあるのに気付いた









「んだァ?

これ」









中を開いて見ると






ッ!!








「櫻井からの手紙
じゃねーかよっ

どうゆうことだよ」










土方さんへ


言いたいことはたくさん

あったのに手紙なんかで

ごめんなさい。

初めて土方さんに出会った日

正直すごく恐かったです。

でもすぐに本当はとっても

優しい人なんだと気付きました

お花見のとき土方さんに

お弁当を食べてもらったこと、

雨の日に傘にいれてくれたこと、

お祭りに一緒に行けたこと、

クリスマスにネックレスを

いただいたこと、

そして最後に隣で寝れたこと

全部嬉しかったです。

どれもあたしの大切な宝物です。

土方さん、

あたしこの世界にこれて

本当によかった。

土方さんやみんなに会えて

よかった。

今までありがとう、

さようなら。

土方さんのこと大好きでした


櫻井りさ








「何だよ。

言い逃げなんざ上等じゃねーか

俺だって言いたいこと

お前に伝えてーのに…


何でもう居ねーんだよりさ」







クソッ

涙が止まらねェ







何泣いてんだよ








どうすりゃいんだよ







なァ、りさ…

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