幼恋..tiara*
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ガバッ
まただ。
また同じ夢…
額にはうっすら汗が
『これって、
そうゆうことなのかな…。』
もうここには居られないんだと気付いた
何も伝えられずに戻るのはいや
そうだっ
手紙!
あたしは伝えられなかった想いを
手紙に書くことにした
日が経つにつれて
夢から覚めるのが遅くなっている
きっとこのまま
目が覚めないんじゃないかと思うくらいに…
周りの人には気付かれたくない
少ない時間をいつも通りに過ごしていたい
土方さんだけには
知られたくない…
余計な心配はかけたくないから…。
外を見ると
花びらが舞っていた
『さくら…。』
まだ3月の始めなのに。
土方さん…。
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