text onepiece 短編 幸福論 「なぁなぁ!皆は何をしてる時が一番幸せなんだ?」 海軍もいない、敵船もいない、まったりとしたある日の昼食後… チョッパーが甲板の上でそう問いかけた。 「俺は肉を腹一杯食ってる時だ!!」 一番にそう答えたのは勿論ルフィ。 「俺はついた嘘で皆が騒ぐのを見るのだな。一番すごいときなんか国一つ丸ごと俺様の嘘に騙されたんだぜ?」 「えぇー!本当か?ウソップ!!」 次はウソップだ。 チョッパーは見事に騙されて目がキラキラだ。 「私はお金が手に入ったとき♪」 「私は…まだ知らない歴史を見つけられた時ね。」 これはナミとロビンだ。 「アウッ!勿論スーパーな発明が出来た時に決まってんだろ!!後はそうだな、船を作ってる時もスーパー幸せだぜ!!」 いつものポーズを決めて言うフランキー 「皆さんに会えただけで私もう死んでも良いくらい幸せでしたよ〜。あ、私もう死んでました。よほほほほ〜♪」 …ナミにパンツを迫り、蹴飛ばされるブルック…。 「俺は…作った料理をうまいって食ってもらえた時だな」 「サンジのメシはいつでもうんめぇ〜ぞ!」 「ありがとよ」 …ルフィに満面の笑みを返すサンジ。 「ゾロは?」 一人、甲板に寝転んで皆の言葉を聞いていたゾロはチョッパーに話しを振られ、考え出す。 しばらく考えて…出てきた答えは… 「…今、皆が生きてること」 「…エッエッエッ!俺もゾロと一緒だ!今皆といれることが幸せだ!」 「…ん」 ーーーーー 麦わらの一味のある平和な日の一コマでした(*^^*) [*前へ][次へ#] [戻る] |