text onepiece 短編
HAPPY BIRTHDAY (2014サンジ誕)
『HAPPY BIRTHDAY!! サンジ!!!!』
仲間達の掛け声と共にフランキーとウソップ作成の花火が打ち上げられた。
ナミとロビンの作ってくれた料理を食べながらそれを眺める。
チョッパーからは薬草の調合されたハンドクリームを貰った。
ルフィはこの一週間盗み食いをしなかった。
ブルックには最高の歌を演奏してもらった。
そして…ゾロからは…
「これ、やる。」
青い花の押し花の飾りの施された栞を貰った。
「お、綺麗だな。お前が作ったのか?」
「ロビンに教えて貰った。」
「ロビンちゃんに?…そっか。ありがとう。」
「…おう。」
………
「にっしっし〜♪サンジ、ゾロ!楽しんでるか〜!!??」
「おうサンジ、これ飲めよ!!」
「ゾロく〜ん!!ちょっと手貸してくれ〜」
………
騒がしい宴の中、ロビンちゃんがそっと教えてくれた。
前回上陸した島でゾロが青い花を前に悩んでいたの。
どうしたの、と訊くと花を摘みたいが摘んで良いか分からないって言っていたわ。
摘んだらいけない決まりなんてあったかしらって言ったら首を振って、『摘んだら花が死んじまうだろ』って。
その言い方がなんだかおかしくってね、押し花の仕方を教えてあげたの。
『これなら花は綺麗なまま。海の上でいつでも見れるわ。それに、花が死んでしまうというけれど、貴方が花を摘んでしまっても、この花の株はここで来年も花を咲かすわ。少しだけなら、花も許してくれるはずよ。』
…そうしたら嬉しそうな顔をしていたから余程花が気に入ったのかと思っていたのだけど…綺麗な花を貴方にも見せてあげたかっただけみたいね。
…と。
ほんの少し顔を赤く染めて、つい先程貰った栞を優しく見つめる。
花を前に悩むゾロか…見たかったような想像がつくような…。基本的には優しい奴だからなぁ〜。
眉間に皺寄せてジーと花睨み付けてんだろうな…。
ふふ、と笑みが漏れてしまった。
顔を上げると、バチッとゾロと目が合った。
栞に口付けてウインクを決めると、目を反らされた。
横顔でも赤くなっているのが分かる。
可愛い奴…。
「フフフ。イチャイチャしているところごめんなさいね。これはナミと私からのプレゼントよ。そろそろ冬島が近いから二人で一つの毛布では風邪をひいてしまうわ。」
「と、とんでもないよロビンちゃんっ!…ってまた貰っちゃっていいの?料理もしてくれたのに。」
手渡されたのは大きな包み。
中には大きな大きな…二人で寝てもすっぽりと包めるぐらい大きな毛布。
二人で一つの毛布で肌寒くなってきたとはいえ、俺とゾロが別々では寝れないからだろう。
ナミさんとロビンちゃんの心遣いだ。
「いいのよ。今日の寝ず番はフランキーだから二人はこれでゆっくりしてちょうだい。」
そうしてぐいぐいとゾロの方向に押すのはナミだ。
「片付けも任せてちょうだい!ウソップとチョッパーが責任を持ってやるから♪」
「ありがとう。…でも片付けくらいはやるよ?」
いたせりつくせりでなんだか申し訳なくってそう言うと、ゾロが黙ってこちらに向かってきた。
サンジの手から黙って毛布を奪う。
怪訝な顔をしたサンジが何かを言う前にその手を引き、自分と一緒に毛布をかぶせる。
仲間の目を遮り、触れるほどのキスをした。
「…ハッピーバースデー、サンジ。
俺のことも、少しは構えよ。」
「…ウソップ、チョッパー、、、後よろしく。」
幸せな一日だった。
ーーーーー
HAPPY BIRTHDAY!!
サンジくん!!!
…昨日…一昨日かな?までサンジくんの誕生日忘れていました(--;)
尊敬する御方のサイトを覗いて、『サン誕』という単語を発見しました…。
、、、えっ??
今月って、三月ですね。明日は二日ですね。
、、、えっ???
…って感じで今日わーーーって書きました。疲れた(T^T)
裏書こうかなーって思ったんですが、馴れ初めの方で初えちシーンはなんとなく決まっているのでそっちが終わるまでは書けないと思って止めました(^o^;)
まだ両思いにもなってないのに…(笑)
長い目で見守って下さるとありがたいです(;・∀・)
ではでは…
サンジくん!!!
おめでとーーーーーーーーーー\(^o^)/
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