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・13/09/07 森の奥の泉 encounter:ギルバート/ルイン



いい収穫にはなったと、思う。戦闘の状況は、こちらとしても十分な対策出来る素材。それでも賞金首で、殺す事は止める事が出来ないって言葉もあったから、難しいかなぁ、わう。

ギル君の場所の指定は良かった。確かに、こんな所で自警団と賞金首が取り引きをしているとは、思わないもんね。でも、もし街中で裏通りだったら逃げ道を確保させて一直線、狙撃銃の有効範囲には留めておくかな。それこそ、配置はギル君の腕次第、だけど。偵察の蜂が厄介かな。遠隔的な視覚、万能に過ぎる。

もし街中であったら、私が喋る余地も無かった、んだけれどね。

いい場所だ。久々にあの森に入った気がする。そういう意味でも、いい場所選び。
ルインは、会っていた。一度。私が囚人の時に。お守りにしては喋り過ぎたかな。堅苦しい話が多いのは当然の事、立場上、仕方ないのではあるけれど。

いい情報、けれど殺すのみが目的にしては、全てを述べていなかった様にも、思えた。ギル君も気付いていた様子だ。そのままでいい。思惑は、ボロとして出てくる。そこからは見極めと評価次第。


ルインが頼み込む前に既に私達は対策を組んでいた。そういう意味では、そのお願い事は釣り合わない。だからこそ、対価を。

ちゅーとか、抱くとかは別にいいんだって。なーんだ。個人的な要望にすれば良かったのに。けど、ギル君の分は、マーシレス捕獲の協力をする、で収まっちゃったけど、良かったのかなぁ。あ、バートレットさんに報告書けないからか。反応が可愛いのには賛同。

武器は何でも使うべき。そのおっぱいもか。許さん。

けれどいい情報は貰った。今度ギル君にお使いを頼もうっと。



私の要望は、お話して欲しい、って事。これはバートレットさんに報告する気は、今の所無い。ギル君の口から出る分には構わないけれど。バートレットさんが犯罪者の思考に無縁ではない、ならともかく。解析はしてるんだろうな、彼は彼で。行動原理、どう捕縛に繋げられるか。犯罪者の分類、快楽か、シリアルか、無差別か、何を訴えているか。けれど、バートレットさんは犯罪者じゃない。そこが、私と彼との一線。

そして、成らざるを得なく、人を殺していたのなら。いいや、この結論に至るには、過程が複雑過ぎる。そして、無意味な確率が、限りなく高い。

私は猛虎隊の剣、ヴァイス。第六の真似事かな。けれど、私にしか出来ない事がある。それも、私が自警団に居るメリットとしてでもあって、私の目的でも、ある。

裏切らない為の信頼でも、ね。


また、今度。今回は、ちょっとした事。


休憩、長引いちゃったけれど。でも、良かった。凄く、空気が綺麗で。気持ち良かった。ギル君に感謝だね。

成長してるよ。そして、とてもいい表情をするようになった。

私は、いつまで居られるかは分からないけど。





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あきゅろす。
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