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・11/02/05 武器屋ラシーク encounter:ジャック
私はガンマンなどではない。だからと言って決してガンウーマンな訳でもある筈がないが、そんな称号を貰える程綺麗じゃない。ただの殺人鬼だ。それだけは理解している。

猟師だと名乗ったジャックと会った。彼は竜を狩りに行くらしい。その為の大掛かりな銃の話をしていて、その銃を持ってきた時には少し驚いた。撃ってみたいとも思ったが、私には無理な気もして。
前の街の近くの武器屋では全く見付からなかった弾薬が此所では売っていた。それが私にとって良かったのか悪かったのかは、深く考えない。前の経験からして、弾さえ無ければ何も起きないとは絶対に思えなかったから。
全く見付からなかった弾薬はそこで見付かったが、代わりにゴム弾が在庫切れのようだった。自警団が買い占めたと店主が言っていた。自警団めちくしょう私の弾薬返せ。

だが、無い代わりと言うのもおかしいが、店主から拳銃を預かった。リコイルの衝撃にて次弾を自動装填する、自動拳銃なるものだ。しかしやはり、不安要素は残る。複雑で、ジャックの言ったように部品数も多く動作不良や破損の可能性があり、ジャムが発生しそうとは流石に私も言い過ぎたが、やはり信用するのは使い続けた銃に限る。いつかは、信用出来る銃になるだろうか。

信用されて、それでも主人に振り回されて人を殺める事に銃はどう思うだろう。本願だとでも思うだろうか。

物の気持ちなど私は解らないが、それでも私は信用して使っていきたいと、そう思う。


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あきゅろす。
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