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ファルベリア


──ファルベリア=シュヴァロット──


「えっへへー、どうかなー?」
「無駄だよ、そんな意思。だから、消えて。」
「うん、君は私にとっての最大の釣り針。赤禍ツを殺してくれる、絶対の。」
「終わらせるんだ。この赤い花を……全てをッ!」




殺人鬼として殺し続ける宿命にある赤禍ツとして生きた少女であり、盗賊団を経てその宿命を殺す為にペティットへ来た女性。

通常時は黒のヘソ出しシャツに灰色のジャケット、紺のジーンズ。尾には包帯をぐるぐる巻き。赤禍ツ時には赤い羽飾りの付いた黒の鍔広の帽子、襟を立てた全身覆う黒の抗魔術繊維トレンチコート、真っ赤なグローブ。赤い尾。

母親の死の絶望によって呪いを印加され、少女ながらに殺人鬼となりメルガス盗賊団に拾われる。そこでリザルグ達との触れ合いの中、自身の殺意と向き合う事となる。エイプリルフールに死んだ母の最後の言葉の嘘を受け止められず、それが切っ掛けで赤い花を散らした様な殺害を行う事を特徴に持つ。
また、赤い花を見る事によって殺戮衝動を抑える切っ掛けともなる。

その呪いの原因を紐解きにリザルグがラゼットを含む数人を故郷モルンニアへと派遣。ゼルサリス=プロスメギテルスの情報を掴む。人の為に何かを成せる事を理解させたラゼットを退団させた翌日、赤い花が手配される予定だったが届かず、赤禍ツの殺戮衝動が再発。イオリ、アンゼル、ディピリア、リープ以外のその場に残っていたメルガス盗賊団の全員が殺される。

全て殺し終えた後、ラゼットの取得していたゼルサリス=プロスメギテルスの情報を元にペティットへと向かう。元凶たるゼルサリスを殺す為と、仲間を殺した自身を殺してもらう為に。

赤禍ツ事件全容

──wanted -街の手配書の一枚-

『通称、赤禍ツと呼ばれる猟奇殺人鬼について

目撃情報による容姿:襟を立てた黒のトレンチコート、赤い羽飾りの付いたハット、真紅の尾、両手に真っ赤なグローブ、赤いリングピアスが三つ。
様々な目撃例が存在し断片的であるため詳細不明。

被害者は壁に背を向けて背後の壁に大量の血を飛び散らせている、という共通した報告がある。貫かれている箇所は左胸のみ共通。その他の身体の傷には打撲の様な痕跡の場合や裂傷、火傷の痕跡など様々で一致するものは少ない。被害者に関連する要素は見受けられず、無差別殺人である可能性が高い。犯人は大男てあるともエルフの魔術師であるとも赤い尾をした獣人であるとも言われており証言は不一致、模倣犯が多数居るとも、噂が独り歩きしているとも考えられる。過去に同じ様な事件を引き起こした者の通り名が赤禍ツの由縁とされているが真実は不明。
被害報告が増加傾向にある為、事件を早期解決すべく情報公開へ移った。更なる注意の呼び掛けと、情報を求む。』



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あきゅろす。
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