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Main(Dream)
深紅の夜※
ある夜の、一人でいた使用人室に、その執事は訪れた――――――…。


「すいませんが執事室に本が置いてあるのでとりに来てくれませんか?量が多くて…」
「はい!分かりました。」

その時の私は何の疑問ももたず、執事室にセバスチャンさんと二人で向かっていた。

執事室は初めて入ったが、殺風景で、必要最低限のものしかなく、セバスチャンさんらしかった。パタンとドアが閉まり、ガチャリと金属の音がしたのに私は何の危機感も持っていなかった。

「本ってどこにあるんですか?見当たらな――!?」
いきなり唇を塞がれ、わけが分からなくなった。
「んっふ…セッぁ…」
後頭部と頬を冷たい手でで強く押さえつけられ、身動きが取れない。

口内に乱暴に舌が侵入し、荒らされる。
息の仕方が分からない。酸欠になって、足がフラフラと竦んだ。
その男は私を机に抑え、腰を片手で支えた。

「誘いにのったのは貴方ですよ。」朦朧としてきた頭の中で、そんな声が聞こえた。

その男は私をベッドに押し倒し、足を開かせた。
「なっ何するんですか!」
「私の部屋についてきたのは貴女ですよ。」
「私はそんなつもりじゃ――んっ」

私の秘所をいつのまにか手袋を外していたその手で触れてきた。
意識してもいないのに、変な声が漏れて恥ずかしい。
我慢しようとしても、口から自然に漏れてしまう。

恐怖で身体が動かない。恥ずかしくて、嫌で、気持ち悪い。なんだか変な力で止められている気もするけど。

そんな私の心情を見抜いているのか私の秘所に舌をのばし、上目使いで見てくるその視線が余計に私を硬直させた。

ああ、このまま私はこの男に犯されて終わるの?
そう思った時、手に冷たいものがあたった。

「もっと声をだして構いませんよ?」その男は私のもうすっかり濡れてしまった秘所から顔を離し、正面から嫌味ったらしく微笑んでそう言ってきた。

「愛しているんですよ?貴女のことを」
そういいながらキスをしかけた――…




「嫌っ!」思わず先刻から手に触れていたナイフで目の前の男の腹を刺していた。

このまま慰み者にされるくらいなら。殺人者になる方がまだましだった。

だけど、なのに、その執事は、一瞬とぼけたように自分の傷を見たが、涙を流して震え、息の荒い私を見て微笑み、ナイフを自らの手で身体から飄々と抜いた。
「……え…?」
「残念ながら、私は死にませんよ。その程度では。悪魔ですから。」
そしてそのナイフを後ろの床に投げた。
「え?」
あく…ま…?信じられないのに妙に納得していた。あんな光景を見たのだから。

その男が手を上げた。思わず目を瞑ってしまった。
「…殴ったりなんかしませんよ。怖がらないでください。」
そう言いながら私の眼に溜まった涙を手袋をしている方の手で拭う。
「ご…ごめんなさ…いごめ…なさい」顎ががくがくと震え舌が回らずうまく話せない。

そんな私を見ていた男は黙って服を脱ぎ、私が刺した筈のお腹をさらした。
「え………」
傷がなかった。服は血で汚れているのに。

「言ったでしょう?私は悪魔ですから。ちょっと痛かった程度ですよ。お気になさらず。」

もう先刻までされていた事を忘れてしまったかのように私はセバスチャンさんに謝った。

「セバスチャッさんごめんなさいごめんなさ…っ」

先刻までとは違う恐怖が襲う。

まだ震えている私をその悪魔は優しく抱き締めた。

「ですがお詫びくらいはして下さい」
「え…?」
ドサッ
「優しくしますから…ね?」
「ちょっ嫌!!やめて!!!」

「普通の人間ならもう死んでいるんですよ?私へのせめてもの償いと思って、ね?」
「嫌です!それ以外ならなんでもしますから!」
「それ以外ならいりません。」
にっこりと微笑むその男に、私は意を決し、その男の襟を掴み、自らキスをした。これで終わりにして欲しかった。なのに。
すぐにその男の舌がこっちに入ってきて、私よりずっと上手いと思った。

「応えてくれたということはそういう事でいいんですよね?」
「待ってください!確かにさっきのは悪いことしたけど、キスだけで勘弁して下さい!」
「大丈夫ですよ。痛くしませんし、私は上手いですよ?」
「いや――――!!!!」

ベッドの奥側に逃げようとしたが身体を後ろから抱き締めて押さえつけられ、身動きがとれない。
ベッドから降ろされ、床に立たされた。態勢は変わらなかったけど。

「もう少し濡らしておきましょうか。」
男はそういうとスカートに手を潜らせ、股の下に後ろから指を入れた。
「んぁっ、あ、あ・・・っ」
「可愛い啼き声ですね、」

パンツが脱がされ、胸の先端をペロリと舐められてから軽く歯を立てられて、まるで電気が走るような刺激にビクリと背中を逸らして反応すると、その男がそんなことを言った。

「嗚呼、もうこんなに――――」
セバスチャンの言う通り、既に自分の秘花からは蜜が溢れ、下着のみならず、太ももを伝って靴下を濡らした。
セバスチャンさんはニヤリと笑い、湿った音を響かせるように指先で秘花をピタピタと叩くように動かしてきた。肌を叩く音と一緒に聞こえる湿った水音。その音は思いのほか大きく聞こえ、
自分の顔が一気に赤く染まったのが分かった。

耳たぶを舐め上げられ、なんだかくすっぐたいような気持良いような感覚になった。


言い終わるか終わらないかのぎりぎりで、セバスチャンが自分の中に指を入れてきた。
「ひあ、ああぁっ!!」

「ああ、また溢れてきた」

セバスチャンは独り言のように掠れた声でそう呟くと、心底嬉しそうに笑った。
その瞳の奥にあるのは深紅の獣の影――。それを感じた?名前。はドキリと胸を高鳴らせると同時に、秘花がきゅうっと蠢くのを感じた。


「ん・・・どうしたんです? こんなに締め付けて」

そう言いながら、セバスチャンはぷっくりと膨らんだ蕾も親指で押し潰していく。
その刺激で?名前。の秘花は、より一層セバスチャンの指を締め付け、ぎゅうっと収縮し始めた。

セバスチャンに攻められると身体の奥からはいやらしい蜜がどんどん溢れてきて、
口からは自分じゃないような甘い声が絶え間なく漏れてしまう。それは耐えようもなく恥ずかしくて、
この場から逃げ出してしまいたいような衝動を揺り動かしてくる。
感じてなんかいない。こんな男好きでもなんでもない。のに。

「!! やぁぁぁあっ!」

「イッたんですか?好きでもなんでもない癖に?」

その時、自分は確かに果てた。

そして、セバスチャンの長い指が抜かれ、男性器の先が彼女の入り口に当てられる。
 涙を零しながら、恐る恐る彼女は後ろを振り返る。いかにも哀れっぽく……弱々しく。

「それだけは…やめて…ぁっやめっ」

だがそこには笑みを浮かべ……深紅の光を瞳に宿した“悪魔”がいた。

その瞳を見た瞬間、名前。は悟る。無駄だ……何を言っても無駄だ。何をどう懇願しようとそれが届くことはない。
悪夢のような光景に、?名前。は恐怖に戦く。
 “悪魔”が彼女の中へと打ち込まれる。熱く堅い塊がずぶずぶと自分の中に入っていく。
今自分が犯されているというその感触がじわじわと押し寄せていく。
「嫌あああぁぁぁぁ〜〜っ!! 嫌っ!! 嫌ああぁぁぁ〜〜っ!! 
犯されるなんて嫌ああぁぁ〜〜っ!! 抜いてっ!! 抜いてっ抜いてくださ…っ」
 部屋に彼女の泣き声が響き渡る。
 無駄だと理解したはずなのに、叫ばずにはいられない
「嫌っ!! 嫌あああぁぁぁ〜〜〜〜っ!!」
 だが、泣き喚く彼女に容赦なくその悪魔は腰を打ち据え続ける。いくら彼女の秘部が湿っていたとはいえ、
処女の名前の中で動かれるその感覚は窮屈な膣をセバスチャンのものが出入りするたび、彼女が嬌声を上げる。
「抜いて…くださいっ…………嫌………嫌あっ……」
 掠れるような彼女のそれはもはや譫言に近かった。
 彼女の体はセバスチャンのものをがっちりと締め上げ、強く刺激を伝えてくる。その快感は、セバスチャンが求めたものだった。
「い……や……。あぁっ……はぁっ……抜い…………んっ……。嫌ぁっ!」
ぐちゅりという水音が結合部から聞こえ始めてくる。それに従って、より滑らかにセバスチャンは彼女を抉る。
熱い打ち込みが容赦なく攻め続ける。
「助けて…………助けてくださ……………もう嫌…………嫌ああ」
もう訳が分からない。名前には抵抗する気力もなかった。
ただ淫靡な水音が部屋に響く。
「抜いて…………抜いて……えぇ……。んぐっ……んんっ……んぁっ……。…許して…………助けて……えっ!」
名前の瞳から涙が止まらない。そしてセバスチャンからの責め苦も止まらなかった。
痛みと快感が入り交じった熱い疼きが収まってくれない。こんなに嫌で、屈辱的なのに。
激しく何度も腰を打ち据えながらセバスチャンは彼女の喘ぐ姿にクスクスと笑う。

“そろそろ……ですね”
名前はそんな声を聞いた気がした。
何が? 何が『そろそろ』なんだ? 嫌な予感がする。
いや……『予感』なんかじゃなくて……この後に残されたものは……。
「止めて…………それだけは止めて。……止めて…………下さい。お願い……」
名前は必死に懇願した。 悪魔のセバスチャンには慈悲など無い。
「…………申し訳ございません。」
「………………え?  嘘…………嫌……。嫌よ……。あ……あぁっ……」
名前の奥で、じわっと生暖かい感触が満ちていく。
自分は……この男の手でここまで汚された……。
いっそのこと死んでしまいたい。
そして、彼女は意識を手放した。
セバスチャンと彼女の結合部からは、液体が溢れ、それは名前の太股を伝って流れ落ちていった。
「よく頑張りましたね。」
一度射精したにも拘わらず、萎えようとしない剛直。それを無視してセバスチャンは彼女をベッドに倒し、彼女から零れた蜜を残ることなく舐めた。
「なんて美味…」

彼女を自分にものに出来た喜びに悪魔らしく微笑み。彼女を抱き締めた。

下手な文章ですみません…あんまりうまく表せませんでした…;勉強します;

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あきゅろす。
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