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愛されし者
トキワの森
ユエはトキワの森でバトルをしていた。
何故過去形か、もう決着が付いたからである。

私「お疲れ様黒龍」

黒龍『呆気なさすぎですよ!まだ余裕っす!』

私「でもそろそろ帰らないと日が暮れちゃうから…ね」

黒龍『…分かりました!今日は戻りましょう!』

雷斗『黒兄元気だね』

黒龍『お前はもう少し鍛えたらどうだ?』

私「あ、ははじゃあ戻ろうか」

『ハーイ!』

私「誰!?」

『私だよ!』

声はすれども姿は見えず…
辺りを探っても声の主はいない。

『だ〜か〜ら〜私は此処だよ!』

ポンと腰に付けてあったボールから赤いフシギダネが出て来たのだ。

私「は!?」

黒龍『誰だテメェ!!』

赤フ『私は見ての通り色違いのフシギダネだよ』

私「何故にボールの中に?」

赤フ『えーっと私色違いでしょ?
お友達欲しかったからつい♪』

私「いや…ついって…」

赤フ『だってあなたの手持ち色違いでしょ?
だからあなたなら私を大切にしてくれるかな?
っておもって』


赤いフシギダネはユエの足にすり寄り雷斗は種の上に乗っかっている。



私「まぁいいか…黒龍、雷斗この子と仲良くね?」



黒龍『主が言うなら…』



雷斗『ハーイ』



結局そのまま仲間入りしたフシギダネ。
ユエは少し気にした方が良いと黒龍は内心激怒していたとかwww




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