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九尾な女の子
リンチ〜二尾との出会い〜



あれから3年俺も3歳になった



柚『多重影分身の術!!』




部屋いっぱいの俺…うわぁーキモっ!!




「流石だな俺のチャクラも利用するとは…」



この人は俺の中にいる九尾だったりする。


封印された訳じゃないから出入り自由だし…


なにより俺のことを考えてない爺には無いものがある。


爺「柚姫ちょっと来てくれんかー?」



柚『…っはぁーい鳴門戻って』



「あぁ…」


なんで鳴門かって言うと人化したときの姿が

ナルトにそっくりだったから、本人も驚いて

いたんだよね( ´艸`)


柚『じいちゃん??どうしたの?』


爺「柚姫よちょっとばかり使いに行ってはくれんか?」

柚『良いよ!何すればいいの?』

おつかいの内容は単純なもので奈良家に腰痛に効く薬を貰って来いとのことだった


柚『分かった!行って来ます!』


その時俺は忘れていた。


この里で俺はどういう存在か…


主婦は陰口、忍は殺気、子供は石…


柚『(胸くそ悪い…)』


もとからあまり人集りは得意じゃないんだけど…

今は余計に、吐き気がする。


柚『(…爺まさか俺を嵌めた?)』


嫌な予感がして火影邸に向かえば

何人かが付いて来た


流石にこの人集りの中では体術は厳しい…


柚『クソッΣ!?離せ!!』 

「お前のせいで俺は彼女に振られたんだ!責任とれ!化け狐!」

化け狐…その単語を聞いたとき鳴門が反応した。

…つか彼女に振られたのはお前のせいだろ!!


「おいおい、この餓鬼だって女だぜ?後何年か待てば性欲処理ぐらいには役に立つだろう?そん時にでも責任とらせりゃいいじゃん」


「そうだな…殴るだけで我慢d「貴様等!子供相手に何をしている!」チッ行こうぜ」


俺のピンチを救ってくれたのはまだ幼い日向ネジ…

まさかネジが助けてくれるなんて思わなかった


「大丈夫だったか?」


そして掛けられる優しい言葉…
俺の涙腺を破壊するには最高だった


柚『ヒック…怖かった…怖かったよぉ…』


ネジ「泣くな…あいつ等は居なくなったぞ」


柚『…っありが、とぅ助けて、くれ、てあり、がとう…』


ネジ「別にいい…俺は日向ネジだお前は?」


柚『知らないの?!』


ネジ「あ、あぁお前とは初対面だしな」


驚いた、まさかネジが知らないなんて…


柚『僕っ柚姫!』


ネジ「良い名前だな」


柚『あ、ありがとう…そう言ってくれた人初めて!』


ネジ「///っ今度また会いたい!何時会える?」


また会いたいと言ってくれたネジ…
嬉しい…けど俺といて傷付くのは見たくない!


柚『会っちゃダメ…』


ネジ「何故だ!?」


柚『僕と居たら怪我しちゃう…そんなのヤダ』


ネジ「…なら怪我をしないぐらい強くなってやる。」


真っ直ぐ俺の目を見て言うネジの瞳に強い覚悟が見えた…



それが俺と二尾・日向ネジとの出会い

普通なら俺を嫌い近付かない

《第一印象は変な奴》



リンチ〜二尾との出会い〜

      完

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