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九尾な女の子
リンチ その後 ネジside


柚姫と別れ家へと帰る。


父上ならば何故柚姫があの様な仕打ちを受けるのか、知っている気がしたからだ


ネジ「只今帰りました」


父「帰ったかネジよ…今日は里に化け狐が出歩いていたという怪我はないか?」


ネジ「化け狐?」


父「ネジは知らなかったな…
3年前に暴れた化け狐の器になった少女のことだ

今は火影様が養って育てていると聞く…
全く…何を考えているのやら」


化け狐その単語を聞いたとき

1人の少女が浮かんだ柚姫を殴ろうとしていた

忍達がそう罵っていたからだ。

嫌な予感がする…


ネジ「その少女の名は??」


父「確か…柚姫と言ったか…里の嫌われ者だ
ネジよ金髪碧眼の少女には近付いてはならんぞ」


俺の中で何かが壊れた。

名前だけなら人違いですむだが俺は

里で金髪碧眼を柚姫しか知らない。

太陽みたいな暖かい笑顔の柚姫

日だまりのように暖かい柚姫…

そんな柚姫が里の嫌われ者な訳がない…


俺は油断仕切った父ヒザシの喉笛を

かっ切った

柚姫の傷付けた父を殺したのだ


〜彼女の為ならば俺は
     悪にでも何でもなってやる〜


リンチその後ネジside


    完

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