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a couple of doll
Words & Music M.Kitano

左の人形が僕で 隣の人形が君で
引き離してもどっちも悲しい色を作らず
強がって見せているの?
左の人形はそうさ
隣の人形も同じなら 悲しい色見せてよ

勢いを帯びている歌
この夏の盛況を願い
歌われている歌なんだね
優しく切なく静かで
それでいて力強くて
僕らを包み込むような 暖かな歌

大切だった君と そうでもない君が
入り混じったあとで 何かが肥大する
見つけてしまった 手に入れてしまった
大切なものが壊れる瞬間

2人離れた6度目の夏、
雨がたくさん降っていた
運命の神様が思いっきり
涙流してたんだね
左の人形も泣いた
隣の人形は
どんな顔を作って離れてったの?
泣いてくれてたかな?
色気を増した君と 男らしくなった僕の
影が繋がることはもうない
静か過ぎる朝でも
それでも誰よりも一番
幸せになると誓うよ
だから何も気にしないで
幸せになってね・・・

新しい季節迎える準備をしている風は
どこか虚しく冷たい風
君がいるはずのスペースを
暖かいはずのスペースを
埋め尽くしているような
冷たい風

一つ溜め息ついて、君のことを忘れよう
これ以上幸せは逃げていかないから
そっけない態度も優しい唇も
器用な指先も忘れられてない

「ムリに笑わなくていいよ。」
「ムリなんかはしていないよ。」
微妙な会話が続いて
見えなくなった君を
どれだけ求めたとしても
もう見つかるはずも無くて
心から笑える日が来たら
また夢を語ろう

左の人形が僕で 隣の人形が君で
引き離してもどっちも悲しい色を作らず
強がって見せているの?
左の人形はそうさ
隣の人形も同じなら 悲しい色見せてよ

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あきゅろす。
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