ソーイングセット [妹事情] 〜我らが学級委員神辺の妹〜 事前注意事項 その@ 一回一回の息継ぎがやたら長いので息継ぎにご注意ください。 そのA "主人公出せ"等は一切受け付けません。 そのB この回はつまんないのでスキップしましょう。 なんだと!失礼だぞ(僕に)!!! 元はといえば野郎仮病でトンズラ・・・ (ゴホゴホ) いえ体調不良で大事をとって家でお休みになっているせいで僕が渋々引き受けてだけじゃないか。 あーもうせっかく今日の放課後は駅前のケーキ屋さんによってモンブランタルトを買って帰ろうと思ってたのに・・。 っと失礼。さて前置きが長くなりましたが早速本題に入らせていただきます。 今回は僕の好きなことについて語らせていたいただいて良いらしいので大好きな妹とその彼氏の山羊についてお話したいと思っています。 ああっと、因みに皆さん分かっていらっしゃるとは思いますが高山に住んでいる角の生えたヤギではありません。 ではまず初めに僕と妹の関係と妹についてお話させていただきます。 僕は自他共にブラコンだと認識しています。 それがどれくらいかと申しますと、何処の腐り散らした豚馬野郎の白骨とも知れぬやつ可愛い妹に触れようものなら同じ男であっても有無も遠慮も言わず、大事なところを蹴り上げさせていただくほどです。 妹の名前は里美といいます。 白い着物に学校のスカートを袴代わりに穿いている可愛いやつなのです。 うちの神社の巫女装束に姿が似ています。 さて次に山羊の話しに入りますが、皆さん何故こんなに妹スキーな僕が山羊なんかとの交際を認めているのか疑問ではないですか? 今では温かい目で見守ってますが、初めに紹介されたときは握り潰そうと思いましたし、彼女の将来のも不安を覚えました。 その理由も踏まえて山羊をちょこっと紹介しましょう。 山羊と僕は同じクラスです。 山羊はいいやつだと思いますが、実は少々虐められ体質があります。 今もあの忌々しい三つ子どものせいで床をのた打ち回っています。 しかしこれは逆に言えば悪いことの出来ない不器用な人間といえるかもしれません。 そういうところは僕に近かも・・と思いますがやっぱり、両手を必死に動かして跳ね回る山羊の姿は滑稽なです。 もし今の彼の無様な格好妹が見たら涙を流して悲しむのでしょうね。 彼女の涙は見たくありません。 しかし妹のことは総て理解してきたはずの僕も未だに何故妹が山羊のことを好いたのか理解に苦しみます。 ああもう、どうしてこんなのが妹には人間として写るのでしょうね。 僕には山羊はどう見てもうちのクラスで飼っている出目金にしか見えません。 まぁ妹には悲しい思いをして欲しくないので、 口が裂けても本当のことは言いませんが、もう少し人らしいものを好きになって欲しかったと僕は人知れず思うのです。 もう嫌!飽きたっ次の変人は何処だ!? [戻る] |